素人ながら、紅茶もウーロン茶(その他の中国茶)も日本茶も、元の茶葉というか茶木は同じものというのが、お茶の面白いところというか、不思議だなといつも思います。原料が共通しているから、その後の加工のところに場所の差異が顕れる。ここでも日本人のモノへの対し方は、醗酵という変化、原材料から異なるモノへの変形作業をあまり好まず、最も原型を留めた製法を日本茶の中に育ててきた、ということでしょうか。そういう日本人が紅茶を作ったら、やはりイングリッシュティーとは異なるのは必然ですね。日本人が作る和紅茶、という取り組みはそのまま建築にも言えて、日本人がつくるモダンデザイン(=ヨーロッパ原産)、ということですから、案外今回の茶会は奇遇のようで、同志者の必然的な出会いではないだろうか、なんて思っています。準備、頑張りましょう。(かろき舎通信へのコメント)
2010. 10. 31