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2011. 12. 11

センシブルハウス-「自然治癒」

今日の日曜日は、午前中自分の時間が取れたので、運動不足の犬を連れて、いつもの林に出かけました。犬にボールを追いかけて貰っている間、私は、深呼吸とストレッチ。身体の節々のコリをほぐすよう、身体を動かし、「気」を頭から下腹部に下げていくイメージを保ちます。オステオパスをされる整骨院の先生によると、骨のゆがみは、姿勢が悪いという場合の他に、筋肉の緊張によって骨がゆがむのだそうです。そうなるとそのバランスを取ろうと、全身のゆがみに及ぶパターンがある、ということでした。なぜ、筋肉がそのような緊張をするのかというのは複雑で、一言では言えないとのことでした。心がこっていると、身体もコルということでしょうか。
それにしても、今朝は曇りで、気温10度でしたが、風がなく、心地よい森林浴でした。そこにただ浸っているというよりは、ストレッチをしながら、下腹部に意識を集める炭田呼吸、もしくは、ヨガでいうならプラナヤーマという、意識的な、積極的な森林浴を加えます。下腹部が暖かくなってきて、頭の中が無音になって、気持ちがよくなります。気が付くとすこしだけ、節々のコリが楽になりました。ちょっと嬉しい瞬間でした。お酒を飲んだり、あるいはマッサージをしてもらったり、温泉に浸かったり、外界から何かを得て疲れを取るというのが普通であるのかもしれませんが、その前に、自らの心身のみを用いた治癒、というか癒し方があるように思います。いや、自らの心身以外に、場所は重要であるかもしれません。場所は、やはりその効果に影響するように思うのです。それを何処に求めるか。日曜日の午前中に往復できる距離感に森や林や、川や海、その他、落ち着ける場所が、やはり有った方がいい、ということになれば、広域の環境とか景観への配慮の話になるでしょう。あるいは、自らの住まいがそう(癒しの場)であるべきだ、と考えれば、それは、家づくりへの配慮の話になるのでしょう。我が家が、今日のこの小さな林の代わりとなれるなら、そんなにすばらしいことはないと思いました。

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