アダム計画

ならず材の花器2024 <ウッドチップと試験管> /米満光平

アダム計画

2024 窓計画賞神戸展<背板を使う〜一連の作品>

2025 窓計画展(東京) 銀座ギャラリーせいほう / 大谷美術館
2024 窓計画展(神戸) 
2024 福岡デザインアワード ノミネート展示「背板ライト」

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継続PJ
特記
『アダム計画』その名は、この取り組みを進めていく上で、「アダムの誕生」をいつも念頭においておくためのものである。旧約聖書において、神が自然物の終わり(死)と始まり(生)をつなげたように、この取り組みを通して人工物の終わり(不要)と始まり(要)をつなげること。人間が自らつくりだした物の屑で、新たに物をつくり直すこと。神が塵からアダムを生み出したように、人間も屑、ガラ、スクラップから道具を、家具を、建築を生み出せる。最初の人間アダムを生み出すための塵は、大地の中にあった。不要から要を生み出すための屑は、いま建築の中にある。(「そのまえ2023/1/14」本文より)

背板を使う〜ハイテーブル&ハイスツール
スライスされた背板材で構成されたハイテーブルとハイスツールです。スケスケであることから、屋外でも水が溜まらず使いやすいと思い、耐水性のある塗装や接着剤を用いています。もちろん、経年での退色は、ゆっくり進みます。テーブルの二段目には、ソーラーライトなどを設置して、夕方以降灯篭のようにもなります。スツールの下段は、足掛けの高さです。

背板をつかう〜スツール三兄弟B
sh=470、420、370 の3段階の高さでワンセットのスツールです。それぞれ、背の高い人〜子供用、と思って作りましたが、普通の大人でも、短時間座るには、案外、どれでもいける感じです。背もたれは、腰上を支える程度のものです。束ねたら、片手で持てる、仲のいい兄弟です。
三兄弟Bというからには、Aがあります。丸太のR(まあるいカーブ線)をどうつかうかの違いで、座面の形が違うだけです。

背板をつかう〜座布団チェアー2025:お手持ちの座布団を置いて、椅子となる。写真は井草の座布団。背もたれに背板を用いている。自然のカーブが背中を受け止める。バネで若干やさしく。/2025ギャラリーせいほう(銀座)に出展(3/10-4/10)

アダム計画
背板をつかう-背板ライト2024 /米満光平  /窓計画神戸展に出展(2024/6/14-7/14)
アダム計画
生還材の歓喜2024 /高木正三郎 <レーザーカットした真鍮板のネガと背板による衝立>/窓計画神戸展に出展(2024/6/14-7/14)
アダム計画
背板をつかう〜家具2024 /窓計画神戸展(2024/6/14-7/14)

背板をつかう〜工作履歴

2025 
背板テーブル&スツール / 背板スツール3兄弟 / 座布団チェアー
清流を眺める犬矢来ベンチ(福岡大学大学院生によるデザインビルド) 

2024 
背板スツール / 背板ライト / 部屋干し窓 
その他 背板植栽ポッド 等
カフェの屋外カウンター南畑(福岡大学大学院生によるデザインビルド) 

アダム計画
背板とは?
アダム計画
背板をつかう〜<家具>工作履歴
アダム計画
背板をつかう〜<造作物>工作履歴


廃材本箱00-020

そのまえ