2021. 7. 20 permalink
このお仕事は、稲葉工務店からの紹介で、行ったリノベーション。ひさしぶりの訪問は、コロナワクチン接種のため、10年には満たないが、本当に久しぶりだった。
壁天井を全て漆喰、そして中庭には赤土を塗った。病院建築として、少しでも患者の感覚を和らげようという方針に従って、左官工事が積極的に採用された。実に綺麗なまま、殆ど内装は痛みも汚れもなく、美しい状態を保たれていた。
病院建築は、一般的に何処も綺麗なところばかりだが、左官工事で仕留められている、というのはないから、やはり、患者?の立場としても、特別な感覚を覚えた。
村岡先生は、設計施工の時は、よくコミュニケーションを取らせてもらったが、始めて、問診を受けて、注射も受けた。今日、大川で職人さん達と呑み会があるが、大丈夫ですかと尋ねたら、看護婦さん含めて、苦笑いされた。2週間前からこの日のワクチン接種は決まっていたのだから、そこは用心すべき、ということだった。