2019. 3. 27 permalink
唐津の製材所にて、ファサード列柱用の杉大材の製材日に立ち会う。都城の山で育った樹齢50〜80年程の10mモノ。元口400ミリ強、末口200ミリ前後へ加工。10mを越える材を製材できる工場は全国的にもそうそうめったに有るものではないとのこと。偶々唐津にあったから、事なきを得たが、近場に無かったら、運搬費が跳ね上がっていたし、自分達は立ち会うことはできなかった。
素朴な疑問。10mを越える製材は通常はどういうときに使うのか?→(大工)自分は30年この仕事をしているが、こんな長さのものを切るのは始めてなのでわからない。とのこと。確かに三階建ての住宅に仮に通したとしても9mぐらいだなあ、などと。
それにしても、素材の加工から立ち会うと、モノづくりのプロセスの中心に一本、揺るぎない何かが通るような気がしてくる。
本当は、伐採に立ち会いたかった。